幸せになるためにはどういう心構えが必要?
こんかいはそういったことがまとめられている「幸せになる勇気」を読んだので
要約・レビューをしていきます。
セミナーや講演は、「3つだけ、気づきを持って帰る」
という姿勢で聞くと、学びは最大化します。
(中略)
「3つのポイント」だけを念頭に置きながら話を聞いていくのが、
脳科学的にも理にかなった方法と言えます。
絶対にミスをしない人の脳の習慣
怒らないと決めて、また怒ってしまったとき、
自分を責めたり、失望したりする人は、
「 もう怒らないことができる」 と思い込んでいるのです。
そんな馬鹿な話はありません。
人は一度心に決めただけで、簡単に変われるものではないのです。
人の心は、すぐには変わらず、少しずつしか変化していきません。
種市 勝覺. 怒らない習慣力 (pp.57-58)
※この記事をよんでわかること
幸せになるためにはどうすればいいかわかる。
自立するためにはどうすればいいかわかる。
※目次内の言葉をクリックするとそこにホップステップジャンプ!
目次
こんかいご紹介する本
題名 幸せになる勇気
※単行本
本の内容 (数行程度で紹介)
著者:岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)
(岸見一郎:日本の哲学者、心理学者
古賀史健:ライター、株式会社バトンズ代表)
ページ数:296p
嫌われる勇気の3年後。再び青年と哲人が哲学問答し、
それを通じて、誰もが幸せに生きるためにすべきこと、
「人生最大の選択」とは何かをまとめた本。
要約
幸せになる勇気は嫌われる勇気の続編の本なので
ぜんさくの嫌われる勇気をよんでいる前提で要約していきます。
※前作、嫌われる勇気の要約
嫌われる勇気の要約・レビュー|長野市の動物園のウォンバットのマスコットについても
わたしはぜんさくの嫌われる勇気をさいしょよんだとき
人にわざと嫌われればいいんだと、まちがえて解釈していましたが・・・
「アドラー心理学ほど誤解が容易で、理解がむずかしい思想はない」
と、幸せになる勇気ではいっています。
嫌われる勇気では
「人にわざと嫌われよう!」ということはいっておらず、
ただしくは、じぶんの人生をいきるために、
嫌われる勇気をもってじぶんを出すことが大事
ということをいっていて、
幸せになる導きの星は他者貢献だといっていました。
これにたいして幸せになる勇気では
幸せの導きの星は他者貢献だけれども、それだけでなく、
思い切って自分から動かなければ、
幸せになる良好な人間関係だったり恋人は得にくい
ということが書かれています。
幸福とは、その場に留まっていて享受できるものではありません。
幸せになる勇気
人間知
この本では、じっさいの学校や社会でしか学ぶことができない、
人間が人間として幸福に生きるための「人間知」
について触れていて、この人間知をしっておくことが
幸福に生きるうえで欠かせないとしています。
大勢の他者に囲まれる学校は、家庭以上に大きな意味を持つ教育の場
幸せになる勇気
この人間知を学んだら一人の人として、
赤ん坊みたいに甘えたり、世界の中心で泣き叫ぶのをやめて、
「自立」を目指すことになりますが、
どうやったら「自立」したひとになれるかというと、
具体的には「尊敬」からはじめるべきとしていて、
たとえ子供や部下など誰かに教える方の立場でも
相手を尊敬できなければ、良好な対人関係はうまれない
としています。
尊敬とは人間の姿をありのままに見て、
その人が唯一無二の存在であることを知る能力。
(中略)
尊敬とは、その人が、その人らしく成長発展していけるよう、気づかうこと
幸せになる勇気
尊敬からはじめるべき理由
※尊敬からはじめるべき理由をかいていきますが、
ここは頭こんがらがるかも・・・
というかわたしがこんがらがっただけ・・・
尊敬は目の前の他者をかえようとも操作しようともせず、
ただ「ありのままのその人を認める」ことでおき、
そうして認められた方は大きな勇気を得るため
尊敬は嫌われる勇気ででてきた勇気づけの原点にもなります。
よく「ウソをついてはいけない」と聞くけれども、
あれには理由があって、
「この人はウソをついている」と思われた瞬間、
そこに尊敬は生まれなくなっちゃって、
人は尊敬できない相手の言葉には耳を貸さないことから、
こういった理由により「ウソ」はよくないとしています。
尊敬するうえで大事となるのは他者に関心をよせるで、
他者に関心をよせるというのはほんとうの共感につながり、
そして、尊敬していない相手のことは「信頼」もできないため、
他者のことを「信頼」できるかどうかも
他者のことを「尊敬」できるかどうかによります。
信頼はどこまでも能動的で、「わたしを信じてくれ」といっても
信じるかどうかは相手の自由なので、
こちらができるのはただただ先に相手を信頼し、
人は「自分のことを信じてくれる人」の言葉しか信じようとしないから、
他者とのつながりにおいて、人に信頼されてほしければ、
あなたがわたしを信じようと信じまいと、
わたしはあなたを信じる。信じ続ける。
こういったことが重要となるとしています。
なので人と仲良く幸せに生きたかったら、
進撃の巨人の調査兵団みたいに「心臓をささげよ!」
というとんでも精神は必要はないけれども、
尊敬からはじめよ!!
これは重要となります。
運命の人はいない
結婚して幸せになりたい人もいるため
幸せになる勇気では恋愛についてもふれていて、
恋愛でだいじなのは「心臓をささげる勇気。決意」であるとしています。
目の前に愛すべき他者がいるのに
あれこれ理由を並べて「この人ではない」と退ける人は
生きた人間と関わり合いになるのを回避しているとしています。
でも出会いの形などどうでもよく、決意さえして
「ふたりで成し遂げる課題」に立ち向かうのであれば
いかなる相手との愛もありえるとしていて、
幸せになるには「自分から動くこと」なので
運命の人も受け身でもとめるのでなく、自らの手で作り上げるもの
としています。
つまりこのことをふまえて、
幸せになる勇気についてまとめると、
幸せになる勇気とは
心臓をささげて
自分から動く勇気!!
(導きの星は他者貢献だよ)
なよなよした心は
駆逐せよ!!
という感じです。
この他にも無能の証明などもかいてあって、
幸せになるにはどうすればいいか、詳しくなった本でした。
※単行本
とくに学んだ2つのこと
とくに響いた言葉を2つほど振り返ってみます。
① 尊敬からはじめよ
② 恋愛で大事なのは「決意」
レビュー
とくにオススメしたい人
・教職員
・婚活中の人
星5つとして、わたしとしてはこの本は、
幸せになるにはどうすればいいかわかった本ですが、
少し読みにくく前作よりも精神論がより多かったということもあり、
こんさくは☆3かな。
※こちらもオススメ
内部リンク
【Amazon値段3万以下】ギフトにオススメ商品まとめ|注意点も記載
外部リンク
それでは
さよなら、さよなら、さよなら
(この記事をご覧いただきありがとうございました)