本の要約・レビュー

嫌われる勇気の要約・レビュー|やっていた余計なおせっかいをしなくなった

 

対人関係でいつも悩む・・・

こっちは人に良くお世話をするのに、

むこうからはなにも特になくてムカつく・・・

人の目ばかり考えて生きてる・・・

今回はこういった方にオススメの本の嫌われる勇気を読んだので

要約レビューをしていきます。

 

 

 

 

寝たきりさん
寝たきりさん
ネコかどうかもあやしい(笑)

 

 

※この記事をよんでわかること

 

 

嫌われる勇気をもつべき理由がわかる。

人が変わるためにたいせつなことがわかる。

 

 

 

怒らないと決めて、また怒ってしまったとき、

自分を責めたり、失望したりする人は、

「 もう怒らないことができる」 と思い込んでいるのです。

そんな馬鹿な話はありません。

 

人は一度心に決めただけで、簡単に変われるものではないのです。

人の心は、すぐには変わらず、少しずつしか変化していきません。

 

種市 勝覺. 怒らない習慣力 (pp.57-58)

 

 

※目次内の言葉をクリックするとそこにホップステップジャンプ!

こんかいご紹介する本

 

 

題名 嫌われる勇気

 

※単行本

 

好かれようとするほど嫌われる

 

人に愛される人 敬遠される人

 

君のことが気に入らない人は、君がなにをしても気に入ってくれない。

気に入ってくれた人には、最大の誠意で応えた方がいい。

そうでもない人の反応には、一喜一憂しなくてよし

 

いつか別れる。でもそれは今日ではない

 

 

本の内容 (数行程度で紹介)

 

著者:岸見一郎, 古賀史健

(岸見一郎:日本の哲学者、心理学者

古賀史健:ライター、株式会社バトンズ代表)

 

ページ数:294 p

 

フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、

アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、

「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊。

 

哲人が青年の言うことをことごとく論破していき、

「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、

哲人がアドラー心理学をもちいて、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示する。

 

 

個人的感想・要約

 

この本は寝たきりとなったときに、

「ひまだし本でも読むか・・・」っとなって、

ネット検索でオススメの本みたいに調べたときにでてきた本です。

 

誰もがオススメしていて、Amazonのレビュー数も2500件こしてて、

とてもじゃないけどレビューも追いきれていない本です・・・。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
ばけものすぎる本

 

 

そんな大人気の嫌われる勇気だけれども、

そのままうのみにするとマズいんじゃない?

というところと

 

この考え方は人生をいい方向に大きくかえた!

というところに個人的にわかれたので、

この記事ではそれぞれにわけて紹介します。

 

またこの本のタイトルで嫌われる勇気としているのは、

多くの人が他人に嫌われてなく、他人の顔色ばかりうかがって行動しているけども、

 

そういう人たちは嫌われる勇気がないと、

じぶんの人生を歩めなくなるとしているからです。

 

(他人に嫌われていない=

言いたいことを言っていない、したいことをしていない人。

 

逆に自然に生きてて他人に嫌われているというのは、

じぶんの人生を生きているという証拠にもなる)

 

寝たきりさん
寝たきりさん
つまり水曜日のダウンタウンのクロちゃんは、じぶんの人生をいきてる!

 

空気を読んで行動してしまうクセをやめるには、

思いきって「嫌われてもいいや。命まではとられない」

という思いきりのよさも必要

 

いい人すぎていつも損してる自分の守り方

 

期待に応えなければならないという思いは「他人軸」であり、

自らが選択したものではありません。

他人軸とは、自分よりも他人を優先する在り方で、他人を軸にするのですから、

その相手に振り回されることになります。

 

ギリギリまで我慢してしまうあなたへ 逃げる技術

 

 

こういうこともあり気をつけることもあって・・・

もし立場が上の人がこの嫌われる勇気をもっちゃうと、

 

立場の弱い人に言いたいことを言ってしまって、

それだとパワハラにつながっていくのも考えられるため、

リーダーはこの嫌われる勇気はもってはいけないとしています。

 

※外部リンク

岸見一郎、リーダーは「嫌われる勇気」を持ってはいけない

 

 

うのみにするのは危険だと思ったアドバイス

 

承認欲求を捨てろ

 

アドラー心理学ではすべてのなやみは人間関係としていて、

これから抜け出すためにもっとも大切なことに、

承認欲求を捨てろ!といっています。

 

承認欲求があると、現代だと、

ツイッターでいいねやフォロワー沢山ほしい!

みたいになってしまいがちだけれども、

 

これでは他人の期待にこたえるのに集中していて、

じぶんのほんとうにやりたいことに

集中できなくなるとしています。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
ここらへんは後で説明する課題の分離につながっていきます

 

このことだけれども、このアドバイスは、

ただただうのみにするのは危険かと・・・

 

というのもむかしならいざしらず、SNSなどのある現代で

この承認欲求をかんぜんに消すことはほぼほぼ不可能で、

今はすこし適切じゃなくね?感じたからです。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
いいね、いらねー!とはならねー!

 

 

かんぜんに消すんじゃなくて、

つよすぎる承認欲求がもんだいなのだから、

 

つよすぎる承認欲求は弱めるべき

というアドバイスの方が、現代ではしっくりきそう・・・

 

それと適度な承認欲求はモチベーションアップにもつながるため、

そういった面でも、適度に承認欲求があるぶんにはいいかと。

 

 

人をホメるな

 

先ほど言いましたが、アドラー心理学では、

承認欲求をかんぜんに捨て去ることがよいとしていて、

そのためにも人をホメるなとしています。

 

たとえば子供の承認欲求をしげきして、

ホメて育てるようにしてしまうと、

子供は褒められないと動かなくなるとしていて、

 

これを回避するためにも、

この本ではホメず勇気づけをすることがすすめられています。

 

でも全員に勇気づけをしていくこと、

このことは今だと微妙だと感じていて、

(これが効果的な人とそうでない人がいるから)

 

効果的な人としては

じぶんの子供みたいに長くかかわる人!

 

この場合はアドラーのいうように勇気づけを意識して、

相手の承認欲求を強く刺激しすぎないようにし、

(具体的にはプロセスをホメる)

 

例えば、 子供が試験で100 点をとった場合、

「 100 点 とったんだ。 すごいね」 は、 ドーパミン的承認です。

 

それに対し、「毎日、粘り強く夜中まで勉強していたね。

その努力がしっかり結果に出てよかったね」 という 褒め方は、

オキシトシン的承認になります。

 

ドーパミン的承認 は、 効果が逓減しますが、

オキシトシン的承認は、 何度使っても逓減しない。

 

「子供を褒めてばかりいると、褒めないと何もしない子供になる」

というのは、

褒める効果が逓減するドーパミン的承認については正しいですが、

オキシトシン的承認には当てはまらないのです。

 

アドラーは、

「褒めてもいけない、 叱ってもいけない。 勇気づけをするとよい」と

言っています

 

樺沢紫苑. 精神科医が見つけた 3つの幸福

 

結果や能力を褒めるのではなく、プロセスを褒めるということ。

 

テストで高得点を取った子どもに対して、

「 90点を取って偉いね」ではなく、

「 毎日一時間も勉強していたんだからすごいね」という具合に、

結果にいたるプロセスを褒めるようにしてください。

 

堀田秀吾. このことわざ、科学的に立証されているんです

 

 

ぎゃくに短くかかわる人には、あまり効果のないアドバイスで、

(お店の店員さんとか、仕事で外部の人と打ち合わせとか)

 

これはもう自分だけ気をつけても、

相手の承認欲求を減らすことには何の意味もないし、

 

この場合はホメ方とか特に気にせず、

ただ相手をホメることだけに集中すればいいかと。

 

 

参考になった考え方

 

人は誰でも変われる

 

アドラー心理学では人は誰でも変われるとしていて。

 

変わるためには

まず第一歩として知ることにある。

 

としています。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
変わるためには知ることが必要

 

 

もしいま幸せを実感できないのであれば、

「このまま」でいいはずがなく

 

他人には頑張ってもなれないのだから、

「大切なのは何があたえられているかでなく、

あたえられたものをどう使うか」

これを考えるべきとしています。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
あの人にはあれがあって私にはなにもないからなー・・・でなく、もっと深くじぶんにしかないものをみつける

 

どうしても見つからないときは思いきって作る!

 

 

目的論

 

わたしたちの行動は原因があって行動している

と思いがちなのを否定する考え方で、

 

アドラー心理学ではそうでなく目的があって行動している

としていて、これを目的論とよびます。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
目的があって行動している?

 

 

目的論についての説明は、この動画がわかりやすかったので、

YouTube動画をはっておきます。

 

 

※2分50秒あたりが目的論のはなし

 

 

課題の分離

 

課題の分離は、嫌われる勇気をかたるうえではずせない考え方で、

「これは誰の課題なのか?」という視点を持ち、

じぶんの課題と他者の課題をぶんりして考え、

 

そして、他者の課題にふみこまない、

これが大事であるとしています。

 

あらゆる対人関係のトラブルは、

他社の課題に土足で踏み込むことーあるいは自分の課題に

土足で踏み込まれることーによって引き起こされます。

 

嫌われる勇気

 

相手の人生に関わっていかない。

相手の人生にむやみに首をつっこまない。

お節介を焼かない。

(中略)

これは、 別の言い方をすれば、「相手の生き方を認める」ということでもある

 

石原加受子. 平気であなたを傷つけてくる人から自分を守る本―――無用な言い争いを避け、自分を傷つけず大事にする『自分中心』のスキル!

 

 

相手の課題であるかどうか、見分けるのもシンプルだとしており、

見分け方は「その選択によってもたらされる結末を

最終的に引き受けるのは誰か?」

これを考えればいいというもの。

 

 

嫌われる勇気では、ある国に、

馬を水辺に連れていくことはできるが、

水をのませることはできない

ということわざがあるとしていて、

 

他者の課題には介入せず、他者の課題はきりすて、

自分の課題には誰ひとりとして介入させない。

このことが対人関係のトラブルを激減させる。

 

もし他者の課題に介入してしまっていたら、

そのことこそが自己中心的発想!

 

人間関係のあり方や ルール を見直し、

好ましい人間関係を増やしていくうえで、何よりもまず、

みなさんに心がけてほしいことがある。

それは「自分と他人の間の境界線をきちんと意識し、守る」ことだ。

 

世界は、「自分が責任をもって守るべき領域」 と

「 他人が責任をもって守るべき領域」の二つに、 大きく分けることができる。

 

鈴木 裕介. NOを言える人になる 他人のルールに縛られず、自分のルールで生きる方法

 

周りが怒っていても、困っていても、不安になっていてもスルー

 

スルースキル「あえて鈍感」になって人生をラクにする方法

 

この他にもこの本では共同体感覚という言葉も書いてあり、

課題の分離など、いまでも強く意識することの多いことが書かれてる本で

わたしはとてもタメになりました。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
もっと深く知りたいだったり、この本が気になった方は本著をチェック!

 

※単行本

 

気になった言葉2つ

 

実際に本に書かれている言葉を2つほど引用します

 

 

① 人は今この瞬間から変われる。

 

② 変わるためには

まず第一歩として知ることにある。

 

 

レビュー

 

 

とくにオススメしたい人

・承認欲求がつよい人

・自己犠牲が多いなあと感じている人。

・情報をうのみしない人

 

星5つとして、わたしとしてはこの本は、

内容は素晴らしく☆5としたい本ですが、

 

現代ではそのままうのみにすると危険かなーという内容も多く

何でもうのみにしちゃう人にオススメするのは

ちょっと危険かなーとかんじたので☆4つでした。

 

※続編

幸せになる勇気の要約・レビュー|答えは進撃の巨人にあった

 

 

 

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外部リンク

 

 

それでは

 

さよなら、さよなら、さよなら

(この記事をご覧いただきありがとうございました)

 

 



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ねーわのブログ
29歳で4回脳梗塞になり、寝たきりとなった男です。 日々いろんな本を読んで、それを参考にして、 寝たきりの生き方をさがしています。