本の要約・レビュー

DIEWITHZERO要約レビュー|貯金にたいする考え方・お金の使い方もかわった

 

将来何が起きるかわからないから、貯金はできるときにひたすらしとこ!

こういった価値観の方が多いと思いますが(というか、びょうき前のわたし)

 

この本はそれだけでなく「こういう生き方もあるよ」と教えてくれる本で

わたしはこの本を読んでお金の使い方にたいする価値観が変わったので

その内容を要約・レビューしていきます。

 

 

 

寝たきりさん
寝たきりさん
これめちゃんこおもしろいー

 

 

 

寝たきりさん
寝たきりさん
竹内まりやじゃないけど、はやく元気だして!

 

 

※目次内の言葉をクリックするとそこにホップステップジャンプ!

こんかいご紹介する本

 

※単行本(280p)

題名:DIE WITH ZERO

人生が豊かになりすぎる究極のルール

 

著者:ビルパーキンス

(コンサルティング会社BrisaMaxホールディングスCEO)

 

後悔しない人生を歩むためのお金の使い方を書いてる本。

 

ーーー以下はDIE WITH ZEROの「まえがき」よりーーー

まずは、有名なアリとキリギリスのイソップ寓話から始めよう。

夏の間、勤勉なアリは冬の食料を蓄えるためにせっせと働いた。

一方の気楽なバッタは、自由に遊んで過ごした。

 

やがて冬が到来した。アリは生き残ることができたが、

バッタには悲惨な現実が待っていたーー。

 

この寓話の教訓は、

人生には働くべきときと遊んでもいいときがある、というものだ。もっともな話だ。

でも、ここで疑問は生じないだろうか?

 

つまり、アリは”いつ”遊ぶことができるのだろう? ということである。

それが、この本で提起したい問題だ。

 

私たちは、キリギリスの末路を知っている。そう、飢え死にだ。

だが、アリはどうなったのか? 短い人生を奴隷のように働いて過ごし、

そのまま死んでいくのだろうか? いつ、楽しい時を過すのか?

 

もちろん、誰もが生きるために働かなければならない。

だが、ただ生きる以上のことをしたいとも望んでいる。

「本当の人生」を生きたいのだ。

この本を読んで実際に行動が変わったこと

お金にたいする価値観がかわり貯金をひたすらしてたのが、

月の生活費の2年分以上は貯金をしなくなった。

 

本を読む前は貯金を使うのに抵抗があったが、お金を使う抵抗感がうすれ、

貯金をみながらバランス重視でお金を使うようになって、人生が楽しくなった。

 

 



 

要約

 

後悔しない人生を歩むためのお金の使い方を書いてる本

とのことですが、わかりやすくいうと

もっとお金を使っていこうぜ~!!

といっている本です。

 

ですが「お金なんてねえわ!」といった今を生きるのに必死な人、

ギリギリの生活を送ってる人でもこの本では価値を見出せるとしています。

 

見出せるとはいっても一応ターゲットを決めており、

そのターゲットとは

ある程度の経済的基盤があり適切な計画さえしてれば、

金が足りなくなる心配のないひとたちです。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
大谷翔平選手はこのターゲットにドストライク

 

 

 

 

ちょっとおいおい的に言い方を変えると、この本のターゲットは、

今しかできない経験のために使える金を

無駄にためこんでる人たち!!

 

※そのため記事の前半部分は

ターゲットとか関係なしに、誰もがもっておきたい考え方を要約し、

後半部分はこのターゲットに当てはまる方だけ

もっておきたい考え方を要約していきます。

 

誰もがもっておきたい考え方

 

大事なのはバランス

 

① 人生は経験の合計。人生の充実度を決めるのは、

「そのときどきにふさわしい経験」である。

 

② お金は使いきって人生を終わろう!(ゼロで死のう!)

それこそが限られた時間のなかで、さいだんげんに命を燃やす方法だ!

そうしないと、限りある時間とエネルギーを無駄にしてしまう。

 

ビル・パーキンス. DIE WITH ZERO

人生が豊かになりすぎる究極のルール

 

本の紹介のとこで、アリとキリギリスのイソップ寓話の話をしましたが、

お金をつかいまくってキリギリスのようにみんな生きていこうよ!と

言ってるのではなく、

 

アリはもっと遊んで今を楽しむべきだし、

キリギリスはもっと節約するべきで、

あいだのバランスがいいところが重要だよね!

といっています。

 

もっとお金を使おう!と言っているのは、

今の人たちはアリのように働いている方がおおすぎる

としているからです。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
この本アメリカ人の書いた本だけど、外国もそうなのか!

 

人生は経験の合計だ。

あなたが誰であるかは、毎日、毎週、毎月、毎年、

さらには一生に一度の経験の 合計によって決まる。

 

最後に振り返ったとき、その合計された経験の豊かさが、

どれだけ充実した人生を送ったかを測る物差しになる。

 

ビル・パーキンス. DIE WITH ZERO

人生が豊かになりすぎる究極のルール

 

 

時間はお金よりはるかに貴重で有限

 

心理学の研究でも時間はお金よりはるかに貴重とされており、

時間を作るためにお金を払う人は収入に関係なく

人生の満足度があがるとされています。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
収入に関係なく!たとえば収入によって家賃は変える必要はあっても、なるべく会社の近くにアパート借りることはできるよね!とか

 

ストレス耐性を高める(中略)切り替えを上手にする(中略)

切り替えの方法として、簡単だが有効なのは、

体を動かしたり、場所を移動することだ。職場から出て、自宅に帰る。

30分以上の時間がかかった方が、切り替えにはいい

 

ストレスと適応障害

 

寝たきりさん
寝たきりさん
でも時間より自分の健康のほうが大事なので、仕事のストレスが強すぎるという方は、会社の近くでなく通勤時間が30分程度かかるとこにアパートを借りるのがオススメ

 

 

お金より時間が大事。人生は経験の合計。

という考え方は万人がもっておいて損はない考え方だけれども、

 

いまからは

この本のターゲットに当てはまる方だけの内容

を要約していきます。

 

ターゲットに当てはまる方だけもっておきたい考え方

 

今しかできないことに投資する

 

「今しかできないことに投資する」

これこそがこの本のターゲットに向けた核となる考え方です!

 

わたしを含め大半の人は、

世界が永遠につづくかのような気持ちで生きているけれども、

 

寝たきりさん
寝たきりさん
ある程度そう考えるのは合理的で、スティーブジョブズみたいにまいにち明日死ぬと思って生きていると、こんどはテスト勉強だったり歯医者に行かなくなってしまう・・・

 

 

でも喜びを先送りしすぎているという観点でみると、

多くの人は手遅れになるまでやりたいことを我慢し、

ただただ無作為に節約していることが多いです。

 

この本のターゲットにあてはまる人であるならば、

まずは自分が何をすれば幸せかをきちんと把握し、

その経験に惜しまず金を使うべきといっています。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
ターゲットに当てはまるならね!

 

 

なぜこうも経験のことをおすのかというと、

節約ばかりしていると、

そのときにしかできない経験を逃すことになるからです。

 

 

人生の最後に残るのは思い出です。

 

 

年をとりいろいろできなくなっても、経験でえた思い出さえあれば、

常に思い出を通して、人生のできごとを再体できる

としています。

 

リタイア直後は老後の楽しみにしていた経験をしたくてうずうずしている。

それを行動に移す気力も体力もある。

 

その後、 一般的には 70 代になると、人生でやり残したことも徐々に減り、

体力も衰えるため、行動は穏やかになっていく。

そして80代以降は、どれだけ金に余裕があっても、

積極的に行動しようとしなくなる。

 

ビル・パーキンス. DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

 

 

経験は尽きることのない「記憶の配当」をあたえてくれ、

記憶の配当は老後のみならず、残りの人生でもよろこびをあたえてくれます。

 

人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出づくりです。

最後に残るのは、結局それだけなのですから

 

ビル・パーキンス. DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

 

 

貯金は45-60歳で使いだす

 

人は年をとるとお金を使わなくなります。なぜかというと

金から楽しみを引き出す能力が年齢とともにさがっていき、

金の価値は加齢とともに低下するからです。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
年をとれば健康は低下して衰弱していってしまい、たとえば旅行にいくのが大変だし、健康状態がもっと悪ければコンサートにいくのも大変だし、食事だとステーキ肉やもつ鍋などへの興味も失っていく

 

だけどもこのことは、世間一般にはあまり知られていません。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
NINCHIDO WITH ZERO 誰も知らなさすぎるルール

 

莫大な時間を費やして働いても、稼いだ金をすべて使わずに死んでしまえば、

人生の貴重な時間を無駄に働いて過ごしたことになる。

その時間を取り戻すすべはない。

 

ビル・パーキンス. DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

 

 

なので健康はホント大事で、

 

1に健康2に健康、3、4がなくて

 

 

5に健康

 

 

ともいうけれども、いろいろできる「若いうち=能力が高いうち」に、

たくさんのお金を使うことは理にかなっています。

 

金でなく、健康と時間を重視すること。それが人生の満足度を上げるコツ

(中略)あらゆる年代で、健康の改善は人生を改善する。

 

ビル・パーキンス. DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

 

 

タイムバケット

 

この本では、死ぬときにもっともこうかいすることとして、

「勇気を出して、もっとじぶんに忠実生きればよかった」

というのを紹介しています。他人がのぞむ人生でなく、

自分の心おもむくままに夢を追い求めればよかったというものです。

 

つぎに後悔が多い言葉は

「働きすぎなければよかった」という言葉。

 

これら2つの後悔の言葉は、どちらもじぶんの時間を大切にしていないことから

おきてる後悔というものもあり、それを避けやすくするために

タイムバケットというのも紹介しています。

 

 

タイムバケットとは、

現在をスタート地点にして、予測される人生最後の日をゴールにし、

それを5~10年ごとに区切って、そこにやりたいことを入れる

というものです。

 

これを作るうえで重要なのは、金について心配することをやめることで、

健康と時間に注目することで、そうしないと時間と健康は有限である事実から、

目を背けやすくなってしまいます。

 

お金については現実的なもんだいもあるので、

資産をきりくずすタイミングを見極めることも重要で、

大半の人が資産がピークに達する、45歳~60歳のあいだ

これを推奨しています。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
さらに毎年お金を使っている額も見直すこと。もっと詳しく知りたい方は本著をチェック!

 

※単行本

 

※すでにこの本は読み終わってるという方にはこちらがオススメ

 

「投資をはじめたい」という人に、

「それはやめた方がいいよ。貯金が一番だよ」と言うのは

単なる主観の押し付け

(中略)

「貯金もしながらやると安心かもね」と言えば問題ありません

(中略)

「こういう理由があるから僕はこうした方がいいと思う」と、

あくまで自分の意見である前提で話をしてください。

 

よけいな一言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑

 

私は自分が正しいと思っているのですが、

人はそれぞれ価値観が違うのですから、そう思わない人もいるでしょうね

 

あきらめる練習

 

とくに学んだ2つのこと

 

とくに響いた言葉を2つほど振り返ってみます。

 

① 今しかできないことに投資する

あなたは喜びを先送りしすぎている


手遅れになるまでやりたいことを我慢し

ただただ金を節約する

今しかできないことに惜しみなく金を使え

 

 

② 年をとると人は金を使わなくなる。

 

寝たきりさん
寝たきりさん
また学んだことをしっかりと記憶に残すには繰り返しが重要で、繰り返すことで記憶が強化されるので、同じ記事をなんども読むのは効果あり!

 

リンク先

読書や勉強をするうえで知っておきたい4つのこと(ラーニングピラミッドなど)

 

集中型学習、いわゆる一夜漬けで得た知識よりも

反復練習を繰り返すことによって得た知識のほうが、

学習の効果(記憶)が長続きする。

 

鋼のメンタルを手に入れるゴリラ式メタ認知トレーニング

 



 

レビュー

 

寝たきりさん
寝たきりさん
オススメする人をえらぶ本かなー。この本のターゲットに当てはまる方には☆5だけど、そうでない方には☆3かなー・・・

 

とくにオススメしたい人

 

・貯金額が生活防衛資金(月の生活費の3ヶ月や6ヶ月~多くても2年分)

をこえてて、マイホーム購入とか子供の養育費にいくら必要とか、

こういった目標もなく、ただただ将来何かあるかもと貯金し続けてるひと

・高級住宅街に住んでる人

・貯金が趣味の人

 

 

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外部リンク

「生活防衛資金」は生活費何カ月分? 必要額には諸説ある

 

 

それでは

 

さよなら、さよなら、さよなら

(この記事をご覧いただきありがとうございました)

 

 



ABOUT ME
ねーわのブログ
29歳で4回脳梗塞になり、寝たきりとなった男です。 日々いろんな本を読んで、それを参考にして、 寝たきりの生き方をさがしています。